ふくしまの子供たちの間で人気になっている歌と踊り『ぼくらはふくしまキッズマン』。震災後、外で思い切り遊べなくなった子供たちのために作られた音楽と踊りで、普段からお遊戯に取り入れている園も増えています。
友木 厚志さん
◆福島から世界へ元気を発信したい
『ぼくらはふくしまキッズマン』を作り始めたのは、震災後すぐです。幼稚園・保育園さんに教材を卸す仕事を長年やっているので、震災後、福島の子供たちが遊べない状況をいろいろと聞いて、子供たちが元気に遊べるものを作りたいと思ってました。東京で福島を応援してくれている一流のディレクター・アーティストなど、多くの方のご協力でこの楽曲を作ることができ、大変ありがたいです。
歌詞には、ふるさと「ふくしま」への想いや大事な伝統が込められています。「子供には難しいのではないか?」とご指摘を頂くこともありますよ(笑)ただ、今は理解できなくても、もうちょっと大きくなった頃に「僕たちを応援する歌があった」と思い出してくれたら嬉しいですね。
子供たちが元気に踊ってくれることも嬉しいですが、それを見た親御さんやおじいさん、おばあさんからも「元気を頂いた」と言われるのが、とてもやりがいがありますね。子供たちだけでなく、年配の方でも踊れるように振り付けを考えたので、様々な人に一緒に踊ってほしいです。『ぼくらはふくしまキッズマン』の歌と踊りで、福島だけでなく、日本中、世界中の人が元気になるのが僕の夢です。
若菜さん
◆2児の母として、子供たちに元気をあげる喜びを感じます
4歳と1歳の2児の母親なので、震災後、子供たちが遊べない現状は自分事として心を痛めていました。そんな時に、父が『ぼくらはふくしまキッズマン』の楽曲を作ったので、一緒に振り付けを考えました。小さいころから新体操をしていたので、体を動かすのは慣れているのですが、ちょうど身重の時だったので大変でしたね(笑)
『ぼくらはふくしまキッズマン』の振り付けは、人によっては難しい動きもいくつかありますが、ご年配の方まで楽しめるようにしてあります。もう一つ気を付けたことは、「戦隊ものだけれど暴力的ではない動き」にすることです。パンチやキックのような動きは入れず、みんなで手を組んだり、飛び跳ねたり、互いに仲良く楽しめる動きにしてあります。
父親からは、よく「世の中の役に立つ人になれ」と言われてたんですよ。ですので、今までの経験を活かして子供たちと一緒に踊って元気にできるのは、とても充実感があります。それに、最初は人見知りしていた子も、帰り際に「明日もまた来てね」なんて声をかけてくれるのが、とても嬉しいですね。
◆ぼくらはふくしまキッズマン
「ぼくらはふくしまキッズマン」の基本パターン動画です。
若菜さんの踊りをよく見てね!
◆ぼくらはふくしまキッズマン:反転版
「ぼくらはふくしまキッズマン」の見たままパターンです。
振り付けはこの動画をチェック!
3月22日・23日「ふくしま再興祭り2014」
3月22日・23日に、「ふくしま再興祭り2014」がビックパレットふくしまにて開催しました。会場にはキッズマンブースも登場し、公演には元気なお子様とご家族の方が多数来てくださいました。そのときのスナップを掲載します♪
「ふくしまキッズマン」 ヴォーカル/友木厚志、踊り/若菜、ギター/You、ドラム/KEN
ぼくらはふくしまキッズマン/鳩が飛ぶ/北のバラード
定価1,500円
(税込・送料別)
CDのお問い合わせは「音楽事務所 空史堂(Sora Shi Dou)」TEL:024-953-3445まで