グルメ特集連動特別企画!県内の酒蔵へふくラボ!が突撃調査

酒どころ福島!そんな福島県内の酒蔵へ、ふくラボ!が突撃してきました!
蔵元の取り組みやこだわりについて、お話をうかがってきましたよ~♪(編集:タロリアン)

  • 更新日:2024/04/15
  • 公開日:2024/04/15
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【奥の松酒造/二本松市】

“酒質第一”をモットーに、伝統と革新を追い求める奥の松酒造。創業は享保元年(1716年)まで遡り、受賞歴も多数。現在、全国新酒鑑評会では14回連続で金賞を受賞。継承と進化の融合のもと、時代に合わせた日本酒を提供しています。

杜氏 殿川慶一さん

長崎県壱岐島の焼酎の蔵元の長男として生まれる。東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏の下で学び、縁あって福島の地へ。
現在は東日本酒造協業組合の理事を務め、杜氏としては2018年のインターナショナル・ワイン・チャレンジで世界一の称号となるチャンピオン酒を受賞。そのほか、2020年の卓越技能者大臣表彰、2021年には黄綬褒章など受賞歴も多数。

そんな殿川慶一さんにお話をうかがいました。

奥の松のこだわり

「“ものづくり”は、“もの”を見る力が重要で、その最初から最後までをしっかり管理することが重要だと考えています。こちら奥の松の八千代蔵では、精米から瓶詰めまでのすべてを管理。すべてを機械に頼るのではなく、熟練の蔵人たちの手作業も加わり奥の松の逸品が生み出されます」

装置産業として

「奥の松では、鑑評会用のお酒も市販用のお酒も同様の設備、環境で作っています。鑑評会でのお酒造りのノウハウを市販酒造りへフィードバックし、装置産業として高品質なものを常に提供していきたいと思います」

商品紹介

【純米吟醸 福乃香】
福島県オリジナル酒造好適米「福の香」を使用した純米吟醸酒。ふくよかで綺麗な味のお酒です。常温、または冷でどうぞ。

【殿川 大吟醸雫酒】
殿川さんプロデュースの卓越技能者大臣表彰の受賞記念酒。馥郁たる香りと豊かな膨らみ、味の綺麗さをご堪能ください。

【峰の雪酒造場/喜多方市】

昭和17年(1942年)、当時は「大和錦」という酒蔵の第二工場として創業しました。喜多方では一番若い蔵として日本酒の製造・販売を開始。“軽やかで呑みやすい酒”を目指して製造しています。飯豊山の清冽な伏流水を仕込み水にし、会津杜氏がじっくりと醸す蔵の街の蔵元です。

代表取締役 佐藤健信さん

東京農業大学醸造科学科、新潟県 麒麟山酒造を経て2009年に入社。2011年から杜氏として「大和屋善内」、「ハツユキソウ」などのシリーズを製造し、2022年に代表取締役に就任。
酒造の道へ進んだのは、大学時代に同級生蔵元たちに影響を受けたからだといいます。

そんな佐藤健信さんにお話をうかがいました。

“自分が飲みたい酒”を。

「入社当時、“喜多方の飲食店で飲まれる酒を造りたい”という思いから『大和屋善内』シリーズを製造。自己流の酒造りだったため、あらゆる失敗を経験しました。“自分が晩酌で飲みたい酒”が酒質の基本です」

峰の雪のこだわり

「一番のこだわりは“飲んでおいしいこと”。日本酒は食事中に飲まれるお酒かつ、飲み飽きしない酒質を目指しています。現在は蜂蜜酒をはじめとした“楽しむお酒”にも注力。今後は、原材料をできるだけ地元産に変えていき、最終的には“オール喜多方”の酒造りを目指します」

商品紹介

【ハツユキソウ(アップル)】
日本酒の二段階発酵と、リンゴ果汁のアルコール発酵。甘口の白ワインのようで、後味は跳ねるように軽やか。新ジャンルのお酒をお楽しみください。

【美禄の森】
会津の標高600m~800mに自然自生するトチの花の蜜を飯豊山系の伏流水で希釈し、酵母を接種させ約1カ月かけて発酵させたお酒。高級ワインのようなキレとさわやかな甘味と酸味が特徴。

さらに、ふくしまの地酒が楽しめる飲食店もご紹介中♪

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