コミュニティバスくるくる

くるくるバスのきっかけ

ぜぇねが拠点とする蓬莱団地は、福島市南西部の高台に計画的に開発された静かな住宅団地です。
中心部に商業施設や公共施設が集中するコンパクトシティですが、街の高齢化が進んで自動車を運転しない人が増えると、中心部の商業施設の利用者が減少したり、住民同士のコミュニケーションが減ってコミュニティの豊かさが失われるおそれがあります。

そのため、ぜぇねは2008年6月から蓬莱団地周辺を巡回するバス「くるくる」を運賃無料で運行。高齢者や車に乗れない人が買い物や通院などに不自由しないようにと、地域の足として定着してきました。

くるくるバスの特長

１．バスは24人乗りの小型バス！住宅街もスイスイ走ります。
２．蓬莱地区を3コース1日5便循環。
３．交通弱者のアシとなり、まちの活気と住民同士の交流を育みます。
近所で乗り降りが出来る、みなさんにとって便利に運行出来ることが大きな特長です。

くるくるバスはみなさまのご協力で支えられ、毎日走っています。
市からの助成金を受けるには、バスの有料化・広い道路へのコースの変更・停留所の見直しなどが必要となり、今までのような近所で乗り降りをする・無料で乗車できるという便利なまま運行することが難しくなります。
今までの便利な乗車条件を維持するために、趣旨にご理解していただき、市からの助成金を受けずとも「地域に密着した、みんなで支えるコミュニティバス」として運行し続けていきたいとぜぇねは願っております。

みなさまの足となり、地域のふれあい・賑わいをくるくるバスが繋ぎます。

お買い物の交通の手段だけでなく、ドライブ気分で大勢の方に乗っていただいて、バスの中でも町の中でもおしゃべりが弾む元気な町になればいいなと思っています。
普段の買い物、用足し、通院はもちろん、
サークル活動の交通手段として高齢者のひきこもりを防止し、その他にも、高齢運転者の免許証の返上、
倒れている人の早期発見、認知症の方の徘徊の発見など・・・
子供たちの見守り、蓬莱地区内のパトロールとしてもお役に立てています。くるくるバスの中でも築かれたコミュニティも大切にしています。

ご協力をお願いします

くるくるバスを続けるための安定した資金の確保活動を下記にてご紹介いたします。
みなさまのご理解・ご協力よろしくお願いいたします。