農家の手で、まっすぐ育った
100%
阿武隈高地の里山に立つ小さなクラフトワイナリーで、
心を込めて、情熱を込めて、感謝を込めて。
この地に根を下ろす農家たちが、土づくりも収穫も、仕込みも瓶詰めも、
ぜんぶ最後まで手がけるワインとシードル。
自然の恵みがそのまんま、美味しい一滴一滴に育っていきます。
かつて絹の生産を支えた大地には、
自然の恵みと地力が満ちている。
阿武隈高地の山あいに広がる福島県二本松市・東和地区は、古くから上質な生糸を生産してきた日本を代表する養蚕地。蚕の餌となる桑の葉を栽培するため、殺虫用の農薬を一切使わない桑畑が数多く点在していました。
そんなかつての桑畑が、今私たちのぶどう畑になっています。自然に近い状態を長年保ってきた“地力あふれる”土壌にしっかり根を張って、ぶどうたちは毎年元気な実をたわわに実らせます。そして、同じ阿武隈の自然の恵みをいっぱい受けて育ったりんご。これら地元・二本松産の原料を100%使用して、私たちの果実酒はつくられています。
古い養蚕場が生まれ変わった
小さなクラフトワイナリー。
どこまでも広がる大空の下、なだらかに連なる山並みに抱かれるように点在する畑。その中にある小高い丘の上に、私たちのワイナリーがあります。
ここは元々、地域の養蚕業が衰退し放棄されていた共同稚蚕飼育所でした。その建物を、農家が自らの手で醸造施設に改装しました。そんな自然豊かな里山にたたずむハンドメイドのクラフトワイナリーで、ファーマーズワイン & シードルの素朴な美味しさはつくられています。
阿武隈の農家が植物の生命力を引き出す。
畑の実りがそのまま果実酒になる。
私たちのワインとシードルは、原料をつくる農家が醸造・販売までを100%自前で行う「ファーマーズ・ブランド」。すべての工程に目が行き届く一貫性と、生産者の顔が見える安心安全な商品づくりに取り組んでいます。
空の色や風の匂い、土の感触を農家が五感で感じながらつくる果実酒には、恵み豊かな阿武隈の風土と植物の持つ生命力がいっぱい詰まっています。ファーマーズ・ブランドならではの自然で素朴な美味しさを、ぜひ味わってみてください。
地域の元気を取り戻す夢に向かって、
これからも学びと挑戦は続く。
私たちの挑戦は、阿武隈の大地と生きてきた8人の“農家のおじさん”が集まって動き始めました。養蚕業の衰退と東日本大震災を経験する中、「二本松にもう一度元気を取り戻したい」と休耕地にぶどうの苗木を植え始めたのが2011年。翌12年に地元のりんごでシードルの製造を開始し、14年には最初のワインが生まれました。
これからも地域に愛され、大都市圏からも足を運んでいただけるワイナリーを目指し、挑戦を続けていきます。ぶどうの収穫や醸造体験、自分だけのラベルの作成、農家民泊とコラボしたツアーの受け入れなど、ファーマーズ・ブランドならではの体験型の企画を今後展開していく予定です。
ファーマーズワイン&シードルを製造する「ふくしま農家の夢ワイン」Facebookページでは、商品情報、イベント情報から阿武隈の里山のほっこりするひとコマまで、さまざまなニュースを飾らず気さくに発信しています。
地に足を付けて、背伸びをせず、農家が自然の恵みを素直に引き出してつくる果実酒たち。「グラスの向こうに阿武隈ののどかな里山が見えるような」ほっとする美味しさです。そんなファーマーズワイン & シードルは、それぞれ円いマークが目印。こちらの直販サイトからもご購入いただけます。
自然体の自分にふと立ち戻れる、
飾らず気さくなワインです。
かつて養蚕の桑畑だった自然の状態に近い土地で育つぶどうは、素朴で優しい味わいにあふれ、飾らず気さくに楽しめるワインに仕上がります。都会での暮らし、慌ただしい日常の中でふと心を休めたいとき、気心の知れた仲間たちと何気ない普段着のおしゃべりを楽しみたいときにおすすめです。また、同じ品種のぶどうでも育つ畑ごとに変わる個性の違いを楽しんでいただけるよう、収穫した畑ごとに醸造・瓶詰めした銘柄もご用意しています。
阿武隈育ちの元気なりんごが
多彩なキャラクターのシードルに。
りんごは福島県の特産品。特に阿武隈のりんごは、その大地と水と太陽の恵みをいっぱいに受けて育ち、適度な寒暖差のある気候により果実味がいっそう豊かに引き出されます。そんな地元・二本松産のりんご100%のシードルは、自然に広がる香りとすっきりとした飲みやすさが特徴。甘口・辛口、爽やか系・まろやか系、そして日本では珍しい熟成古酒と新酒をブレンドしたタイプなど、シードルの楽しみ方が広がるさまざまな銘柄を取り揃えています。
企業名 | ふくしま農家の夢ワイン株式会社 |
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所在地 | 〒964-0203 福島県二本松市木幡字白石181-1 |
代表者 | 代表取締役 本多 一美 |
設立 | 2012年11月19日 |
従業員数 | 3名 |
事業内容 | 果実酒製造 |
沿革 | ~2010:二本松市の地元住民の持ち寄り会にて設立メンバーである農家たちが夢を語り合い、耕作放棄地の解消や若者の集える場の創設を目指し、一からワインづくりをスタート。 2010年11月:福島県本宮市にあるワイナリー福舞里(しらさわワイン)を視察、同日ワイン用ぶどうの苗木を注文。 2011年11月:「東和果実酒研究会」設立。 2012年3月:「東和ワイン特区」に認定される(東北で2番目のワイン特区)。 2013年4月:シードルの初仕込み。 2013年7月:シードル販売開始後すぐに完売。 2013年9月:2011年(震災の年)に植えたぶどうの初収穫、ワインの初仕込み。 2014年1月:東和オリジナルワインが誕生。 2015年11月:ぶどうを栽培した畑ごとに特化した銘柄「一慶」「一仁」が誕生。 |
実施活動 | ●地元産のリンゴやブドウを使用した果実酒の販売 ●関東・東北など各地のイベントへも多数出展し、ワインの試飲販売などを実施 |
電話:0243-24-8170 FAX:0243-24-8172 メール:fukuyume@ivy.ocn.ne.jp 営業時間:9:00〜17:00 休日:原則毎週土・日および祝祭日
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