嵐が丘

• 丘の上の小さなカフェで、食器たちと素敵な出会いを。

  双葉郡葛尾村の丘の上に佇む「嵐が丘」。豊かな自然に囲まれたそこは、穏やかな時間と食器の魅力を楽しめるカフェである。
  神奈川県から移住してきたご夫婦が営むこのカフェ。見どころは、100客を超える様々なデザインのティーカップ＆ソーサー。たくさんのカップから好きなものを選び、コーヒーを注いでもらうことができる。素敵なカップとの出会いの瞬間も、楽しみのひとつ。

  

• 特等席

  窓際の席は、カップコレクションを眺めながら食事を楽しめる。色柄の鮮やかな磁器や、優しい風合いの陶器。中にはとても貴重なものも。

  

• コレクション

  奥様が10代の頃から収集したカップたち。街角で出会ったもの、旅行先やご主人の出張先のお土産など、日本・世界各地で集めた品々だ。並ぶ光景は美しい博物館のようである。

  

• ティーセット

  カップの他にも、様々な食器たちが並ぶ。優しい眼差しでティースプーンを見つめる奥様。ひとつひとつに、たくさんの思い出が詰まっている。

  

• ふたりの空間

  カップが飾られた棚は、ご主人が移住してから始めたDIYの作品。そこには奥様のコレクションカップが並ぶ。
  移住してすぐに震災が起こり、2016年のオープンまでの数年間は避難所での生活。少しずつ、少しずつ、作り上げていったカフェだ。
  奥様の要望で始めたカフェは、いつしかふたりの空間に。カフェ内の優しい雰囲気は、ご夫婦の仲の良さから生まれたものなのであろう。つられて笑顔になる。

  

ふくしまのカフェを巡る日々。是毎日がカフェ日和。

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