懐かしい、でもはじめて食べる味

センダイヤショクドウ

仙台屋食堂

0247-72-2628

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人気の名店、隠れた名店の主人が、自ら至極の一杯を喰う！そしてなぜかふくラボ！も喰う！！

懐かしい、でもはじめて食べる味/仙台屋食堂（小野町）

仙台屋食堂（小野町）

中華そば（550円）

【麺】ゆるいウェーブがかかった中細麺は、ツルツルシコシコ自家製麺。注目すべきはその量、なんと300g。一般的なラーメンのおよそ倍だ。

【スープ】鶏ガラ、豚ガラ、魚介、野菜でとったスープに、チャーシューの煮汁を加える。日本そばのソレのように、甘辛い味わいが特徴的。

【チャーシュー】モモ肉を使用。味が染み込み、噛むほどに味わいが増す。

【その他の具材】ナルト、メンマ

店主、自ら味わう。

仙台市出身の初代が、ここ小野町で屋台を引き始めたのが103年前。祖父、父、義理の姉とその味を引き継ぎ、私で5代目になります。

うちの中華そば、ボリュームが凄いでしょう（笑）。これは、昔からの仙台屋の特徴のひとつ。昔は、お腹いっぱい食べることが少なかったんです。そんな時代の中、安くてお腹いっぱいになって欲しいという気持ちから、麺の量を増やしたそうです。自家製麺にしたのも、少しでも安く提供する工夫のひとつなんですよ。

私が子どもの頃から食べ続けてきた中華そば。この祖父と父の味わいは、決して変えたくありません。ボリュームも含めて「仙台屋の味」。それを引き継いでいくのが、私の使命だと思っています。うちは、昔からの馴染みのお客さんも多い。平日は毎日食べにきてくれるお客さんもいるんです。味が変わってしまったら、お客さんが怒っちゃう。だから、この味は「変えたくない」の前に、「変えられない」んです。

ふくラボ！も味わう。

器になみなみと注がれたスープ。そして、そのスープからこぼれんばかりの麺！！初めて仙台屋さんを訪れるお客さんが、「わたし、普通盛りを頼んだんですけど…」なんて勘違いしてしまうという話も納得です。

平日から行列をなす理由は、もちろんボリュームだけではありません！醤油の香ばしさ漂うスープは甘辛く、あっさりしつつもガツンと濃い味。懐かしさを感じるようで、はじめて味わう絶妙な味わい。

そして麺。シコシコとした歯ごたえと、ツルっとした舌触りはちょっぴりパスタに似た印象。そののど越しの良さからか、300gのガタイながらもスルスルと食べられてしまいます。

300gはちと多いな…。と思ったら、テーブルにあるラー油を投下してみましょう。ゴマ油の香りと唐辛子の辛みが、甘辛スープの味わいをキリリと引き締め、第2ステージへと突入です！

初見では完食できるか不安だったどんぶりも、気がつけばスープ一滴残さずぺロリ。この味、このボリュームで550円！！コスパ高すぎて、「ごちそうさまでした！」ではなく、「ありがとうございました！」と言いたくなる一杯です！！
（取材：ラダ）

その他の自慢のメニュー

大盛中華そば（650円）

仙台屋食堂のメニューは、今回紹介した「中華そば」と「大盛中華そば」の２つのみ！
大盛は、驚愕の麺450g！！一般的なラーメンのおよそ3杯分！！！意外に食べれてしまう仙台屋の味だから、大盛りをオーダーするお客さんも多いのだとか。

仙台屋食堂

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