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【Vol.64】伝承と変化するニーズと。【郡山銘菓庵大黒屋】

【Vol.64】伝承と変化するニーズと。【郡山銘菓庵大黒屋】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。


郡山市中町で、郷土色のある和洋菓子を製造、販売している「郡山銘菓庵大黒屋」。今回は郡山銘菓庵大黒屋を訪ね、営業推進課の池田翔さんにお話をうかがいました。


郡山銘菓庵大黒屋

【 郡山銘菓庵大黒屋 】
<お菓子を通じて、人類の食文化の進歩発展に貢献し、人々にやすらぎと幸福の場を提供し、地域文化の向上と、お客様と会社と全従業員とその家族すべての反映をめざす>を理念とし、現在まで営業してきました。

看板商品の「くるみゆべし」は、大黒屋伝承の製法を守り続け、今も変わらぬ人気です。
梅が丸ごと入ったどら焼き「梅どら」や季節商品の「さくら生どら」、「さくら生サブレ」のほか、大黒屋特製の生チョコを使用した「生チョコケーキ」など、豊富な商品が魅力です。



池田翔さん

【 郡山銘菓庵大黒屋の池田翔さん 】
「福島県内でも有数の商業都市が集まる県中地区には、昔ながらのお菓子屋も多く、 日々刺激を受けながら仕事ができる楽しさがあります。」

仕事のやりがいについて話すのは、営業推進課の池田翔さん。

「それぞれのお菓子にも受け継がれる製法や歴史があり、それらを守り続けていくことが我々にとって重要だと考えています。また、接客では、真心をもってお客様の気持ちに寄り添うこと。お客様の喜びを自分の喜びとして取り組んでいます。今後の課題と感じているのは<商品の価格に見合った品質やサイズ感>を提供するにはどうしたら良いかという点ですね。」


商品づくりのこだわり

【 商品づくりのこだわり 】
商品づくりの中でこだわっているのはどんなことでしょうか?

「その日出来上がったお菓子の試食を毎日行い、季節ごとの温度の変化や食感、甘さ加減などの調整に柔軟に対応。美味しさの追求を欠かさないことです。また、現在まで営業する中で<受け継がれてきたもの>と<変化するもの>の2つがあります。そのどちらも重要で、これからも大切にしていかなければならないと思います。」

大黒屋を代表する商品「くるみゆべし」は、全国菓子大博覧会「最高賞 名誉総裁賞」の受賞歴も。大黒屋が大切にする不易流行的な考え方は、こういった形で商品の評価へと結びついているのだと感じました。


変化するニーズに対応

【 変化するニーズに対応 】
新型コロナウイルス感染症により変化したことはありますか?

「旅行や帰省が制限され、観光地やサービスエリア、駅売店での売り上げに大きく影響が出ました。そこで当社では、インターネット販売に注力。サイト内でのお客様からのお問い合わせにも真摯に向き合うことで、ショッピングサイト内での部門別デイリーランキングにより、1位を獲得することができました。これからも取り組みを続け、大黒屋のお菓子を全国の方に味わっていただきたいですね。」

テレビ番組や週刊誌などでも紹介されたことのある大黒屋のお菓子。<大黒屋のお菓子が、郡山市へ足を運ぶきっかけにもなれば>とも話す池田さん。アフターコロナの未来、ぜひ大黒屋の店頭で商品をお買い求めください。


くるみゆべし梅どら
【 くるみゆべし 】
最良質のもち米に、良質のくるみをたっぷり用い、本醸造の良質しょうゆが香ばしい味を引き立てます。添加物を使用せず、自然の風味そのままにつくり上げた逸品。

【 梅どら 】
梅の中でも味のいい「白加賀」の特大粒のものを厳選。丹念に蜜に漬け、煮込んで仕上げました。餡は大黒屋特製の梅餡でまろやかに。まろやかな甘酸っぱさと控えめの甘さで、人気の商品です。

お問合せ【 郡山銘菓庵 大黒屋 】
電話:024-932-3517

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20220228
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。

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