えちご家
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人気の名店、隠れた名店の主人が、自ら至極の一杯を喰う!そしてなぜかふくラボ!も喰う!!
進化を続ける西会津のご当地ラーメン/えちご家(西会津町)
えちご家(西会津町)
味噌ラーメン(650円)
【麺】中太の平打ち麺はゆるいウェーブが特徴。ご主人が「最も味噌ラーメンに合う」と太鼓判を押す自慢の逸品。
【スープ】鶏ガラ、豚ガラ、魚介でつくられたスープに、ブレンドされた三種の味噌を投入。甘さの秘密は調味料ではなく「出汁」にあり。
【具材】炒めた豚挽肉と地場を中心とした野菜(もやし、たまねぎ、人参、ニラ、ニンニク)は、自慢のスープで一煮立ち。絶妙な調理手法で、野菜の甘さとシャキシャキ感を両立させる。
店主、自ら味わう。
西会津町にみそラーメンを持ってきたのは、父親が店を出すのをきっかけ。今から40年前、修行先は会津若松の中華料理店。中華調理店なのに、やたらとみそラーメンが売れるお店だったんです。そこからヒントを得て、西会津町でみそラーメンを提供し始めました。
札幌みそラーメンのブームがあったせいで、みそラーメンを提供するお店も増えましたね。でも、みそラーメンにはまだまだ新しい可能性があると思うんです。だから、まだまだ進化していくつもりです。
私はもともと板前出身。だから、今でも料理のひとつとしてラーメンづくりに取り組んでいます。味の世界で「コレでよし」というものは、決してありませんからね。
例えば、みそ。同じみそを同じ量ブレンドしても、季節によって味が変わる。新しいみそ、古いみそでも勿論味は変わる。だから、常にバランスを調整してお客さんに提供する必要があるんです。
もしかして、その違いはお客さんには分からないかもしれない。でも進化を志す上で、作り手しか分からない微妙な違いを無視することは出来ないんですよ。
ふくラボ!も味わう。
まずは、ご主人が「命」と仰るスープを一口。噂通りに甘い。しかし、勘違いして欲しくないのは、砂糖のような尖った甘みではないということ。えちご家の甘さは、丸く奥深い優しい甘さ。みそ自体の甘さも勿論あるに違いない。が、それにしても首をかしげるほどに甘く、旨い。
ご主人に恐る恐る「甘さの秘密」を聞くと、調味料を入れていない状態のスープを特別に出してもらえた。この、鶏ガラ、豚ガラ、魚介でつくったスープが既に甘い。愕然とするほど、スープ自体が甘いのだ!ご主人のスープに対する情熱と技術が溢れ、鳥肌が立つほど旨いのだ!
持ち上げた麺は微妙にウェーブがかかり、いい塩梅で命のスープが絡む。もちもちっとした食感が味噌味にマッチ。シャキシャキ野菜の美味しさも、命のスープが尚引き立てる。
そして、ただ甘いだけではなく、後味にほんのり残る辛味。この辛さが全体的にメリハリの利かせ、甘味をくどくなく食べさせる。
みそラーメンの完成形のひとつがココにある!と言いたいのだが、今後も進化し続けるというご主人。今後、私の足が西会津町に向かうことが増えるのは、間違いない。
(取材:ラダ)
おすすめのクチコミ (11 件)
- このお店・スポットの推薦者
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チュパカブラ さん (女性/大沼郡会津美里町/20代/Lv.3) (投稿:2010/03/17 掲載:2010/05/18)
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チュパカブラ さん (女性/大沼郡会津美里町/20代/Lv.3)
一緒に行った友達のオススメは味噌ラーメン!!マイルドでおいしかったです!でっかい肉の下にかくれてタップリの野菜がシャキシャキでした。ボリュームがあって大満足です♪ (投稿:2010/03/17 掲載:2010/05/18)
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