\ふくラボ!× HAPPYふくしま隊/ 『ふくしま旅ラボ会議』Vol.8【最終回】~郡山市~

旬な情報をお届けするべく、日々福島県内を駆け回っているふくラボ!編集部。期間限定の研究員「HAPPYふくしま隊」と一緒に、さらなるふくしまの魅力をお届けしますよ~!

実は、HAPPYふくしま隊のメンバーが研究員となるのは今回で最終回!
そんな今回は、郡山市内の桜の名所&周辺の名物グルメやスポットをご紹介します。
メンバーは麺さん、華さん、醸さんの3人です♪(編集:なな丸)

  • 更新日:2022/03/09
  • 公開日:2022/03/29
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取材は、スタッフ、モデル全員がマスク着用のうえ行っております。
試食や撮影のタイミングでのみ、マスクを外しております。
ご理解、ご了承の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。

「HAPPYふくしま隊」とは

▲HAPPYふくしま隊メンバー
(左上から時計回りに)麺、醸、剣、空、華、美湯

彼らは、福島県の魅力と幸せを、歌・ダンス・おもてなしを通して全国に発信している、観光PR隊です!

酒どころ・福島県の誇りと魅力をPRする「醸(JOE)」、
豊かな森、水、空気に恵まれた自然の魅力をPRする「空(SORA)」、
県内各地に湧き出る温泉をPRする「美湯(MIYU)」、
華やかさを前面に出してPRする「華(HANA)」、
幕末の歴史や日本遺産に関する取り組みなど幅広くPRする「剣(KEN)」、
ラーメンから果物まで“食”全般をPRする「麺(MEN)」

の6人のメンバーで構成されています!

第8回研究報告 in 郡山
【桜の開花が待ち遠しい!桜の名所周辺のオススメスポット&グルメ】

もうすぐ4月。4月と言えば・・・桜!
すでに桜が開花しているところもあるかもしれませんね。

今回は、麺さん、華さん、醸さんと一緒に郡山市を訪問!
開花が待ち遠しい桜の名所とあわせて、周辺のスポットやグルメも楽しんじゃいますよ~。
いざ、旅の様子をチェック!

桜の名所①天神夫婦桜

まずは1つ目の桜の名所をご紹介。
郡山市西田町、高柴デコ屋敷近くにある「天神夫婦桜」です。

樹齢約500年の2本の桜が夫婦のように寄り添うことから、そう呼ばれています。
この桜の下にあるお堂では、学問の神様である菅原道真をまつっています。

桜の見頃は、例年4月上旬〜中旬頃。不定期でライトアップをすることも。

(写真・情報引用:郡山市観光協会HPより)


※お花見にお出かけの際は、高柴デコ屋敷の駐車場をご利用ください。

伝統民芸品をオリジナルで楽しむ!
高柴デコ屋敷「彦治民芸」

直線的な輪郭に、鮮やかな色で描かれる美しい紋様が特徴の「三春駒」。黒駒は子宝・安産・子育てのお守りとして、白駒は老後安泰・長寿のお守りとして、作られる郷土玩具です。見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?

もともと「三春駒」というのは、江戸時代、三春藩のもとに多くいた野生の馬につけられていた名前。玩具は、三春藩の高柴村で作られていたことから「高柴木馬(たかしばきんま)」と呼ばれていました。
いまでも木彫りから製造しているのは、デコ屋敷4軒のうち彦治民芸だけなのだそうです。

さらに、彦治民芸の九代目当主、橋本彦治が作った黒い三春駒は、日本で初めて年賀切手に採用されました!白駒の元祖となった白い三春駒を初めて作ったのも、九代目橋本彦治当主です。

こうした“元祖”という誇りや、伝統の製法を受け継ぐ職人の魂が、作品1つ1つに込められています。だからこそ、どれも生き生きとしていて今にも動き出しそうに見えるのかも・・・!?

さらに彦治民芸は、福島県で最初に絵付け体験を行った元祖でもあるのです!
現在もお店で絵付け体験ができるとのことで、3人も体験させていただきます。

麺さんは「三春駒」、華さんは来年の干支「卯」の張子、醸さんは今年の干支「寅」の張子を担当。
どんな模様やお顔を描くか・・・。うんうん悩みながらも挑戦します!

カチャカチャ、ゴシゴシ・・・。
始まるとすぐ3人とも言葉数が少なくなり、それぞれの作業の物音だけが響きます。
3人の真剣な表情や慎重な筆使いに、コメントをいただこうとした取材スタッフなな丸も、なんだか話しかけられず・・・(笑)
すさまじい集中力を見せてくれました!

そうして完成したのがこちら!
見本の完成品と見比べながらも、色、模様、文字などでオリジナリティを発揮していますね~。
それぞれ作品のポイントや感想も聞いてみましょう!

最初に完成した醸さん。

醸さん「曲線部分の筆の運びが意外と難しくて苦戦!でも、楽しく絵付け出来ました!寅の目線の先にお猪口と徳利を描いたところがポイント。なかなか愛嬌のあるお顔の寅ができたと自負しております!」

とのこと。醸さんのサインやお酒を表すマークもあり・・・醸さんならではの仕上がりに♪

お次は華さんの作品!

華さん「郡山の美しい桜をイメージして花びらを描きました。さらに福島の福と幸せを願うという2つの意味を込めて“福”の文字を。来年の干支のウサギということで、いまから飾るのが楽しみ♪」

華さんが描いたウサギのお顔、取材スタッフなな丸も愛着が湧いています!
ぜひお部屋の目立つところにぜひ飾ってください~!

最後は麺さん!絵がお得意ということで、ポイントは?

麺さん「三春駒の絵付けは初体験!繊細な模様も多くて大変でしたが、その分終わったあとの達成感はひとしおでした。納得のいく三春駒を作れて満足です!」

とのこと。本物を忠実に再現したという作品は素晴らしいクオリティでした!

彦治民芸のHPをチェックする!

食べると長生きするソフトクリーム!?
おいち茶屋

道路沿いにある軽食が楽しめるお店「おいち茶屋」にも行ってみました!
三春三角油揚焼きとざるそばのセット「デコざるそば」や、四角く大きい「おいちだんご餅」など、おいしそうなメニューがたくさんあり目移りしちゃいそう・・・。
ですが!ここに来たら絶対に食べてほしいスイーツがあるのです!

それがこちらの「ダッタンソフトクリーム」!

ダッタンとは、そばのこと。北半球の山岳地帯、標高4,000mの場所で栽培されています。
標高が高い分紫外線の影響を強く受けてしまうため、ダッタンそば自ら“ルチン”というポリフェノールをつくり、日よけにして身を守るという進化を遂げました。ルチンは、人間の体でも血圧を下げたり血流を良くするという効果が期待できます。ダッタンそばには、通常のそばの100倍ものルチンが含まれていると言われているんですよ!

「ダッタンソフトクリーム」は、粉末状にしたダッタンそばを混ぜ込んだバニラベースの一品。トッピングにもダッタンそばをかけ、カリカリとした食感も楽しめます!

3人もいただきました!

麺さん「ミルクソフトクリームと芳ばしいダッタンのバランスが絶妙!粒のダッタンのカリカリとした食感も素晴らしい」

華さん「実は初めていただいたダッタンソフトクリーム。想像以上のおいしさでした!クリーミーなソフトにそばのいい香り。健康にもいいなんて!ダッタンパワーで長生きするぞ~!」

醸さん「ダッタンの粒のカリカリ感がクセになる!香りもよくて、パクパク食べちゃいました!」

と、みなさんご満悦の様子でした。

気候も暖かくなってくると食べたくなりますよね~。お花見の際はぜひダッタンソフトも召し上がれ!

おいち茶屋

住所 〒963-0902 郡山市西田町高柴字舘野169
電話番号 024-971-3907
営業時間

09:00~17:00

店休日

木曜日

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桜の名所②開成山公園

約1,300本の桜が咲き誇る、開成山公園。トンネルのように立ち並ぶ桜は、美しく迫力があります。
桜の見頃である、4月上旬~中旬頃は、例年多くの花見客でにぎわいます。

(写真・情報引用:郡山市観光協会HPより)

※お花見にお出かけの際は、開成山公園や開成山大神宮の駐車場をご利用ください。

お手頃価格でボリューム満点!
開成茶屋

開成山公園や開成山大神宮からほど近い場所にあるのが、こちらの「開成茶屋」。屋号を変えながらも、約50年以上この地で営業しているお店です。

ちなみにお店のインスタグラムもオススメ!県内の観光地などのお写真とともに福島県を素敵にご紹介しているので、ぜひ見てみて♪

その開成茶屋では、うどんとおそばが食べられます!手頃なお値段と、しっかりボリュームがあるメニューで、腹ペコでやってくるお客様の胃袋を満たし掴んできました。
腹ペコ3人もいざ入店です!

▲「カレーうどん」・・・850円(税込)

今回は、うどん、おそば、それぞれのオススメをいただくことに!

うどんは、みんな(おそらく)大好き「カレーうどん」です!
開成茶屋では“昔ながらの蕎麦屋のカレー”をイメージし、そばつゆをベースに作っています。
昔ながらの蕎麦屋のカレー”になじみがあるご年配のお客様には、「そうそう、これこれ!」と言って懐かしみながら食べる方もいらっしゃるそう!

ほどよいとろみがあるルーは、もちもちの麺によ~く絡みます!
ニンジン、シイタケ、タマネギ・・・など具材も豊富で、食べ応えもしっかりありますよ。
「春とはいえ、今日は少し肌寒いなぁ」なんてときに食べると、体を温めてくれるはず!

▲「ざるそば」・・・600円(税込)

生地を裁つ作業はお店で行っているというおそば。メニューによって細さなどを調整しています。
定番の「ざるそば」は、細めの麺でつゆともよく合う!さらにお値段が600円とお手頃なのが嬉しいですよね!
そば派の編集スタッフなな丸も大注目の一品です。

ではでは、お味の感想を聞いてみましょう。

華さん「うどんもおそばもどちらもおいしい!ボリュームもしっかりあります。どこか懐かしい雰囲気のある店内でいただくのも、よりおいしく感じます!」

醸さん「うどんはもちもち!おそばはツルツル!食べ応えバツグンですね!何度も食べたくなっちゃうような、ほっこり優しい味わいがたまりません。」

と2人ともニコニコ笑顔。

何やら大口あけて食べている麺さん。

そう、こちらは全部のメニューについてくる「お稲荷さん」です!
前の屋号のときはお寿司屋さんだったという開成茶屋。その名残がここで残っているのです。

麺さん「カレーうどんはほんのりスパイシー。おそばはコシがあって歯ごたえもいい。そしておいしいお稲荷さんも付く!嬉しいこと尽くしです」

こうしてペロッと完食する3人なのでした。

開成茶屋

住所 〒963-8851 郡山市開成三丁目5-2
電話番号 0249-23-3532
営業時間

ランチ

11:30~14:00

ディナー

17:00~20:30

店休日

水曜日はお昼のみの営業となります。
夜の部はお休みや早めに閉店する場合がございます。

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調査の感想

こうして調査を終えた3人。感想を聞いてみましょう!

麺さん「開成山公園の花見は開成茶屋に、天神夫婦桜の花見はデコ屋敷に、足を運んでみてほしい。どの場所もグルメもきっと満喫できること間違いなしです!」

華さん「おいしいグルメに歴史ある工芸品との出会い。郡山市の魅力を改めて体感できた1日でした!ぜひみなさんにも、美しいお花見スポットとあわせて楽しんでいただきたいです!」

醸さん「お花見スポットにこうして楽しめるグルメやスポットがあるのは嬉しいですね。ぜひ近くに来た際は体験・体感していただきたい!」

とのこと。今年のお花見も、まだ感染対策をしっかり行わなければなりませんが、美しい桜と、伝統工芸品やグルメなどを満喫して、充実したお花見をしていただきたいです!



さあ、全8回でHAPPYふくしま隊とお届けしてきた「ふくしま旅ラボ会議」。いかがだったでしょうか!
期間限定の研究員という形はここでお別れとなりますが・・・!
またどこかで会える日を楽しみにしております!ありがとうございました!

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