みきてぃママ

改めて考えてみると、「福島牛」って名前は知ってはいますけど、あまり深くは知らないんですよね。今日は、その辺をお勉強させていただきたいと思います！

Mr.福島牛

ようこそいらっしゃいました。福島牛の安全性やおいしさのヒミツを余すところなくご紹介しちゃいますヨ！

みきてぃママ

直接身体に入るものですし、ママとして一番気になるのは安全性の部分ですね。ここ数年で福島牛を取り巻く環境は大きく変わったと思うのですが、今、安全なお肉を販売するためにどんなことを取り組んでいるんですか？

Mr.福島牛

安全性を高めるための取り組みとして、大きく分けると「①牛を育てる環境の管理」「②出荷する際の安全確認」の2つがあります。皆さんにわかりやすいようにイラストでご紹介しましょう！

その1：牛の育つ環境を安全に！

６ヵ月に１回、全ての農家で正しい飼育がされているか検査しています。（県と各市町村、農協のチーム＋家畜保健衛生所の職員による）

牛の食べ物

• １：牛が口にする水は水道水や、検査を受けた安全な水か？
• ２：牛の食べ物（稲わら）は屋内およびラップで覆って管理されているか？
• ３：稲わら以外の食べ物も汚染された恐れのあるものを使っていないか？

牛の寝床

• ４：寝床に敷いている稲わらやもみがらは安全なものか？

草地の除染

牛のエサづくりのために大切な牧草地。その全てをしっかりと除染しています。

飼料モニタリング

牧草はゲルマニウム半導体検査器で放射能物質を測定。安全だと確認されたもののみを食べさせます。

このすべてをクリアしている農家だけが、牛を出荷できるんです！

みきてぃママ

育てる環境だけでもこんなに厳しいチェックがあるんですね！

Mr.福島牛

そうなんです。でも、これだけじゃありません！牛たちは出荷後もしっかりと検査されています。

Mr.福島牛

安全性について納得いただいたところで、私たちの自慢、福島牛のおいしさの秘密をご紹介しましょう！

みきてぃママ

実はこの前いただいたばかりなんです。もも肉なのに柔らかくて脂身まで上品な香りで…♥

Mr.福島牛

そうでしょう！そうでしょう！福島牛は選ばれし存在、いわばエリートですからね！福島牛と呼ばれるための第一条件、それは県内で最長飼育された黒毛和牛であること！「黒毛和牛」と言えば、お肉に詳しくなくてもご存じな方が多いのではないでしょうか？

みきてぃママ

そうですね。おいしいお肉の代表格！というイメージがありますね。

Mr.福島牛

「福島牛」として販売されるには、さらに厳しい審査があります。たとえば脂身の量、肉と油の色合い、光沢がどのくらいあるか…。味はもちろん見た目までこだわってランク付けを行い、最終的に１～5等級に分けられます。その中で2～3等級のものが「福島牛」、4～5等級のものが「銘柄福島牛」としてお店にならぶんです！あらゆる審査を通過した、まさにエリート中のエリート！福島牛のおいしさのヒミツはこんなところにもあるんです。

みきてぃママ

なるほど！福島牛の安全性とおいしさ、すごく納得できました。食材について知ることで、お料理がもっと楽しくなりそうですね！ありがとうございました。