1. ふくラボ!トップページ
  2. 【ふくラボ!郡山探検隊】第38回「伝統を受け継ぐということ。高柴デコ屋敷橋本広司民芸」

ラボニュース

【ふくラボ!郡山探検隊】第38回「伝統を受け継ぐということ。高柴デコ屋敷橋本広司民芸」

第38回「伝統を受け継ぐということ。高柴デコ屋敷橋本広司民芸」


皆さん、三春張子人形ってご存知ですか…?
江戸時代から続く伝統工芸品なんです。
6月の郡山探検隊では、そんな伝統を現代に受け継いでいる高柴デコ屋敷橋本広司民芸を訪ね、17代目当主の橋本広司さんにお話をうかがいました。

    高柴デコ屋敷橋本広司民芸へ!


    ふくラボ!スタッフわたなべは、高柴デコ屋敷橋本広司民芸へ!
    17代目当主の橋本広司さんにお話をうかがいます。

      職人の世界を歩むきっかけ


      わたなべ「職人の世界を歩むきっかけは何かあったのでしょうか?」

      橋本さん「幼い頃から、張子人形を作る父や祖父の姿を見て育ちました。なので、張子というものが生活の中に溶け込んでいたんです。ですから、きっかけというよりは自然とこの道に進むことになりました」

      わたなべ「生活の一部として、張子の存在があったんですね!」

        そもそも張子人形ってどんなもの?


        わたなべ「そもそも張子人形って、どのように作られているんですか?」

        橋本さん「木型に濡れた和紙を貼り付けていき、乾燥したものを型から外します。それに絵付けをして完成となります。物によっては複数のパーツを組み合わせる物もあるんですよ」

        わたなべ「なるほどー!張子人形といっても、様々な種類があるんですね!」

          伝統を受け継ぐこと


          わたなべ「橋本さんにとって、伝統を受け継ぐとはどんなことでしょうか?」

          橋本さん「<先祖の思いを追いかけること>ですね。17代にも渡る技術をどのような思いで繋いできたのか。そんな先祖たちの思いを追いかけながら張子づくりをしています」

          わたなべ「なるほど…。<思いを追いかける>なんだかとても重みを感じる言葉ですね」


            圧巻のひょっとこ踊りも披露…!


            17代目当主として、橋本広司さんが受け継いだものは張子人形の技術だけではないんです…!
            今回はそんな『ひょっとこ踊り』も披露していただきました。
            通常のひょっとこの面と違い、口元が空いているので、より表情が豊かに表現されているように感じます。

            動きにもキレがあり、まさに圧巻でした!

              郡山探検隊の記事一覧はこちら